このページのサンプルコードでは、ほとんど OpenGL の古い機能(1.0 とか 1.1)しか使っていません。
しかし、現在の OpenGL の最新バージョンは 4.2 (2011年 11 月現在)です。
最近の OpenGL は「シェーダ言語」というやつにも対応しているらしいです。“自分”にはなんのことかさっぱりですが。
という風に、OpenGL のバージョンが上がるごとに色々と機能が増えているのですが、何もしないと(少なくとも Windows では?)拡張された機能が使えない場合があります。
そんな時のために、拡張機能を簡単に使えるようにするライブラリがいくつかあります。
その 1 つに「GLEW」というものです。
これは結構楽なのですが、調べた限りでは、ライセンスが LGPL だったので、個人的にちょっと嫌。
次に見つけたのは「GLee」というライブラリ。
GLEW の方が使える機能が多い(新しい機能への対応が早い?)ようだが、ライセンスは修正 BSD ライセンスということで、結構緩い。
ちなみに、glut.h よりも最初にインクルードする必要がある。プラス、Windows を使う場合、windows.h を読み込んでからでないとコンパイルエラーが大量に出ます。
基本的にはヘッダファイルとライブラリファイルをインストールしちゃえば、後は glee.h をインクルードするだけなので、初期化の必要がある glew よりも、そこは楽。
後、大前提の条件ですが。
ハードウェア(GPU?)が OpenGL の新しい機能に対応していないと、せっかく拡張機能が使えるようにするライブラリを用意しても、意味がありません。
「glGetString(GL_VERSION)」関数を使うと、今使っているパソコンの OpenGL のバージョンを表す文字列が返されるので、一応確認してみてください。
ある程度新しいパソコンなら大丈夫だと思いますが。